3つ数えて目をつぶれ

映画と本の感想のみを綴ります。特に映画。ご連絡はhoto5now★yahoo.co.jp(お手数ですが★を@に変えてください)まで。

本題名た行

『チェリー』

ニコ・ウォーカー著、黒原敏行訳
 うだつの上がらない大学生だった「俺」はなぜか兵役についてイラクに行き、凄惨な体験をする。なんとか帰国するもののPTSDを抱え、どんどんドラッグにはまっていく。
 著者が刑務所の中で本作を書いたということでも話題になったが、何より文体のグルーヴ感がいい。グルーヴ感といってもテンション上がる系のグルーヴではなくダイナー系。だらだらぐだぐだした流れに身を任せると「俺」の人生よろしくどんどん泥沼にはまっていきそうだ。決してお上品な口語ではない「俺」や恋人のエミリー、友人たちのくだけた(くだけすぎた)口調の訳し方は、翻訳文学ではあまり目にしないタイプのものだった。小説内の口語って実際に話し言葉よりも大分整えられているんだなと妙なところで感心してしまった。
 そもそも「俺」は経済的にひっ迫しているわけでもないし、愛国心に燃えているわけでもないし、何らかの政治的な意図があるわけでもないのになぜ軍に入隊し、最悪のタイミングでイラクに行ってしまったのか。彼の動機が見えない、というよりも動機らしい動機がないところがコメディのようでもありどこか薄気味悪くもある。「俺」は悪人ではないがクズ、バカではないが色々足りてないというしょうもない人なのだが、彼が放り込まれた戦地での状況との乖離が激しくて、段々笑えなくなってくるのだ。「俺」の周りには同じような人間ばかり集まっているので、しょうもなさが膨れ上がっていく。そして、とにもかくにもドラッグは絶対だめだなとしみじみ感じさせる作品でもある。冒頭で結構とんでもないことになっているのだが、そこに至るまでの経緯があまりにしょうもない。少なくともドラッグやってなかったらここまでドツボにはまってないのでは。

チェリー
ウォーカー,ニコ
文藝春秋
2020-02-20


トレインスポッティング〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)
アーヴィン・ウェルシュ
早川書房
2015-08-21


『短編画廊 絵から生まれた17の物語』

ローレンス・ブロック編、田口俊樹他訳
 20世紀アメリカを代表する画家の一人、エドワード・ホッパー。彼の作品17点から着想を得た17の短編小説を収録したアンソロジー。ホッパー作品の愛好家であるローレンス・ブロックを発起人として編纂された。
 ホッパーの絵は映画の1シーンのように物語を連想させる力があるが、正にそこに着目して作られた1冊。各短編の扉にはその作品の着想元となったホッパーの作品がカラーで掲載されており、豪華な造本だ。ブロックをはじめスティーヴン・キングやマイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァー、リー・チャイルドなど日本でも知名度の高い作家、本著で初めて目にする作家色々取り交ぜられており、執筆陣が幅広い。また作品の方向性も、ミステリありクライムノベルあり社会派ありファンタジーっぽいものありで、こちらも幅広い。読者の嗜好は様々だろうが、何か1作くらいはマッチする作品があるのでは。ホッパー作品から着想したもの、という条件だが小説としての表現の方向性は様々なところがユニーク。アンソロジーとしては散漫とも言えるのが、どの作品もホッパー作品にちゃんとマッチしており、この点の違和感はなかった。方向性は違ってもどこか寂しいのだ。それがホッパー作品の魅力だと思う。
 私が気に入った作品は少し幻想的な(終盤でいきなりファンタジーをぶっこんでくるのでびっくりする)ニコラス・クリストファー(大谷瑠璃子訳)『海辺の部屋』、正に映画のようなジョー・R・ランズデール(鎌田三平訳)『映写技師ヒーロー』、こちらも映画っぽい(実際にヒッチコックが引き合いにだされているが、この使い方は結構皮肉かも)ジョナサン・サントロファー(矢島真理訳)『窓越しの劇場』。

短編画廊 絵から生まれた17の物語 (ハーパーコリンズ・フィクション)
ミーガン アボット他
ハーパーコリンズ・ ジャパン
2019-06-17


 

『十日間の不思議』

エラリイ・クイーン著、越前敏弥訳
 作家で探偵のエラリイ・クイーンは、パリで知り合った青年ハワードから相談を受ける。度々記憶喪失に襲われその間何をしているのかわからない、自分を見張ってくれないかというのだ。ハワードの頼みに応じ、彼の故郷であるライツヴィルに三度赴いたエラリイだが、ある秘密を打ち明けられ、脅迫事件に巻き込まれていく。
 ライツヴィルシリーズ3作目にして、いわゆる「後期クイーン問題」の口火を切った作品と言われる本作。飯城勇三による解説でも言及されているが、本作を踏まえて『九尾の猫』を読むとより感慨深いと共に、本作を発展させたものが『九尾の猫』なんだなと改めて実感した。エラリイの人間としての不完全な姿、至らなさを描いた所も新機軸だったのだろう。また、当時心理学が流行っていた様子も垣間見える。
 本作、ミステリの構造は非常に人工的(神の視点が作品の中に置かれてしまう)でザ・本格という感じなのだが、エラリイの脆さ、ハワードとサリーの未熟さ・視野の狭さは等身大のものだ。特にハワードとサリーがもう少し勇気があり、事態を自分で引き受ける覚悟をしていたら、本作の「犯罪」は成立しなかったろう。2人が直面した問題に何かと背を向けてしまう、本当のことを言えない様はものすごくありがちな人間の姿だ。その弱さを深く理解してこその「神」というわけか。
 ライツヴィルシリーズは小さな町の出来事、クローズドな人間関係、愛憎渦巻く事件の背景といったあたりが横溝正史っぽいなーと思っていたのだが、悲劇を止められないあたり、本作ではいよいよエラリイの金田一耕助みが増している。


九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
エラリイ クイーン
早川書房
2015-08-31





『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』

丸山正樹著
 元警察官の荒井尚人は手話通訳士をしている。ろう者の法廷通訳を担当したことがきっかけで、荒井はあるNPO団体から仕事を依頼された。ろう児施設の代表が殺された事件と、過去、同じ施設内で起きた事件とが交錯していく。
 「ろう者」の家庭に生まれたことで「ろう者」の世界と「聴者」の世界の間に生きてきた荒井を通じて、「ろう者」の文化、そして2つの文化の間のギャップを見せていく構造。日本手話と日本語手話があるということ程度は知っていたが、当事者にとってはこうも違和感のあるものだったのか…。荒井は手話文化にポジティブな思い入れがあるわけでもなく、そんなに好感度の高い人柄でもないし、立派な人でもない(むしろ小者感や配慮のなさが目立つ。交際相手の子供と元夫を巡る一幕など認識甘すぎて大人として相当まずい)。そういう所がかえって等身大に感じられる。その等身大な「立派ではない」人の眼を通しているところがポイントだと思う。そもそも本作、立派な人や私にとって好感度の高い人は出てこないのだが…。
 読んでいて違和感を感じたのが、荒井がしばしば「(ろう者と聴者の)どちらの味方なのだ」と問われる、また一方的に「味方」「敵」扱いされる所だ。敵か味方かのどちらかを選択しろという要求自体が大分失礼ではないかと思うが、通訳は、どちらの側にとっても「正確に通訳する」ことこそが正しい。そこに勝手に敵味方概念を乗せるなよと思ってしまう。また、ろう者家庭に育った聴者の子供は通訳の役割を果たすようになるという事情も、それはそれで一つの家族の形だと理解はできるが、ひっかかるものがあった。聴者の子供のに大人になることを強いてしまうのではないか(親の通訳をすることで大人の世界に強制的に組み込まれるので)。子供時代の荒井が感じていた疎外感は、親の愛を理解していても帳消しにはならないのではないかと。


ビヨンド・サイレンス [DVD]
ハウィー・シーゴ
キングレコード
2004-02-25




『ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学』

藤井光著
 アメリカという国家のアイデンティティーを伝統的に描いてきた「アメリカ文学」がどのように変容し、何を描こうとしているのか。翻訳者である著者が現代アメリカ文学をひもとく。
 先日読んだ『空とアメリカ文学』(石原剛編著)に引き続き、本著もターミナルから始まる。アメリカと航空というのは切っても切れない、アメリカといえば飛行機、という関係なのだろうか。航空機そのものというよりも、地上にしろ空にしろ移動する、移動して領域を確かめることが国民性というか、アイデンティティーのようになっているのだろうか。単純に国土が広いという側面もあるのだろうが…。指摘されるまで、いわゆるアメリカ文学がアメリカという国がどのようなものなのか向き合ってきたということに気付かなかったが、言われてみれば確かにそうだ。日本の文学と比較しても、この国は一体何なのか、という側面が強い。ただそういった意識は、現代文学では薄れてきているように思う。本著内でも言及されているように、アイデンティティがそもそも土地としてのアメリカにはない、外から流入してきた移民文化に軸足を置いた文学、国という部分に重きを置かない傾向が見えてくるのだ。個人のアイデンティティの置き所や問題意識の変化が垣間見られる。もっと個の文化圏や時代性に寄せてきている。だから現代の日本文学と局地的に似通った感性が見られるという、面白い現象が起きるのだろう。
 現代アメリカ文学の批評として面白いのだが、文章スタイルが凝りすぎで時にスベっている感じになってしまっている気がした。ちょっと勿体ない。


現代アメリカ文学ポップコーン大盛
吉田恭子
書肆侃侃房
2020-12-14


『たちどまって考える』

ヤマザキマリ著
 新型コロナウイルスによるパンデミックで、世界中で社会が動きを止めた。世界のあちらこちらを移動する生活を続けてきた漫画家である著者も、イタリアの家族の元には戻れず、東京にとどまることに。家に閉じこもり自分や社会と向き合い続けた著者が、その中で新たに見えてきたことを記したエッセイ。
 今年(2020年)8月前に執筆され9月に出版された本著。残念ながら出版当時よりも感染拡大状況は悪化してしまった。世界中を旅してきた著者にとって在宅し続ける日々はもどかしいのではないかと思ったが、漫画家という職業にとっては家に留まって作業することが自然だから、そうでもなかったようだ(文筆業の人なども同じことを言っているので、個人の性格以上に普段の生活形態によって適応度合いが違うのかもなー)。日常だったものがいったん途切れることで、普段表面化してこなかった諸々の問題、社会的にも自分の中のものも、が表面化してきたというのが、今年の大きな動きだったのではと思う。
 著者は自分が体験したイタリアの文化と日本の文化とに照らし合わせて、自分たちが置かれた状況を分析していく。ヨーロッパにおけるペストの表象と日本における疫病の受容のされ方等、それぞれの文化の違いが窺えて面白い。また、現代のイタリアと中国の関係など、ちょっと聞いたことはあったが現地の肌感覚で説明されるとまたなるほどなと。イタリアの立地とそこから生じる歴史的な事情が大分大きいのだ。時間的な視野の距離・深さみたいなものが日本とは違うのかなと思った。
 漫画家である著者が政治や漫画以外の文化、時事問題について意見を表すことが叩かれることもあるそうだし、私もしばしばそういったネット上の意見を目にしたが、個人が一つのカテゴリーで括れるわけないのに大分お門違いな話だと思った。個人の背景にあるのは職業だけではなく様々な要素が並立している。漫画も専門だが、日本に暮らす市民としても専門とも言えるわけで、自分に深く関わりがあることに意見するのは自然だろう(『テルマエ・ロマエ』映画化の時のトラブルなど大分気の毒)。日本の、ミュージシャンや作家が政治や社会情勢に意見すると嫌がれる文化の土壌って何なんだろうなとつくづく思った。社会の中で生きる以上、政治に無関係な人なんていないはずなんだけど…。

たちどまって考える (中公新書ラクレ)
ヤマザキマリ
中央公論新社
2020-09-09


歩きながら考える
矢内原 伊作
みすず書房
1982-09T




『特捜部Q アサドの祈り』

ユッシ・エズラ・オールスン著、吉田奈保子訳
 キプロスの港に難民たちと見られる遺体が流れ着いた。その中の1人の老女の遺体は「犠牲者2117」として新聞で紹介された。その写真を目にしたアサドは強い衝撃を受ける。彼女は、かつてアサドと家族に力を貸した人物だったのだ。アサドは自らの壮絶な人生をカールたちに打ち明ける。
 特捜部Qシリーズが一つの節目を迎えた作品と言えるだろう。今まで謎に包まれていたアサドの正体が明らかになる。と同時に、彼の万能ぶりやちょっととぼけたユーモアがどういう経緯を経て生まれてきたものなのかと思うと、何ともやりきれない気持ちになった。そしてアサドの背後には更に大勢の人達の悲劇がある。と同時に、アサドに向けられた悪意はごく個人的なものでもある。それはもはやテロでもない。何か大きなものを口実に個人の怨念、承認欲求を満たそうという行為が、2つの事件で平行して展開していく。個人的にも人生の転機を迎えるカール、復活するローサ、そして一皮むけるゴードンらの奮闘、そして何より彼らのアサドへの思いやりにぐっとくる。いいチームだなぁ。
 なお、デンマークでも「ひきこもり」という言葉が定着しているんですね…。日本を代表する現象の一つになってしまったのか…。

特捜部Q―アサドの祈り― (ハヤカワ・ミステリ)
ユッシ エーズラ オールスン
早川書房
2020-07-07


特捜部Q―キジ殺し―
福原 美穂子
早川書房
2013-05-27



『たとえ天が墜ちようとも』

アレン・エスケンス著、務台夏子訳
 高級住宅地で女性の他殺死体が発見された。刑事マックスは、被害者の夫である弁護士プルイットに疑いをかける。プルイットとマックスの間にはある因縁があった。一方、プルイットは元同僚のボーディに弁護を依頼する。ボーディは引き受けるが、マックスは彼の親友だった。
 著者の前作『償いの雪が降る』は胸打つエモーショナルなミステリでとても面白かったが、本作はそれとはまた違った面白さだった。友情と正義、そして過去の傷の間で揺れる人たちの姿を描くが、法廷ミステリとしてはスピーディでどんでん返しもあり、一気に読ませるタイプのエンターテイメント。かなりサービス精神旺盛なのだ。旺盛すぎて最後の一盛りは若干下品になってしまったのではという気もするのだが…。急カーブを切りすぎた印象がある。
 友情と職業倫理、また職業倫理と自分にとっての正義の間で引き裂かれる人たちの姿を描くが、そういった面はそれほど胸に迫ってこない。とは言え、マックスとボーディの関係が致命的に変わってしまう瞬間は切ない。彼ら2人ともそれぞれ過去に根差す苦しみを抱いており、それ故に共感するところもあったのだろうが、その苦しみを相手を負かす為に利用するような羽目になってしまう。本作の題名の通り、そうまでして守らなければならない(と彼らが判断した)ものは何なのか。正しくその仕事をしなければならない、その為にどうすればいいかとぎりぎりまであがくある人物の姿にインパクトがあった。

たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)
アレン・エスケンス
東京創元社
2020-09-24


償いの雪が降る (創元推理文庫)
アレン・エスケンス
東京創元社
2018-12-20





『タイムラインの殺人者』

アナリー・ニューイッツ著、幹遙子訳
 数億年前から存在する5基の「マシン」により、過去への時間旅行が可能になっている世界。時間旅行者のテスは「ハリエットの娘たち」なる組織のメンバーとして、任務の為に1992年のライブ会場を訪れる。そこで「マシン」の閉鎖をもくろむ男達を発見し、彼らを追跡する。同じころ、1992年に生きる高校生ベスは、同じライブからの帰り道に殺人の共犯者になってしまう。
 タイムラインの編集合戦が行われる世界を舞台とした歴史改変SF。テスら「ハリエットの娘たち」は女性とノンバイナリーの尊厳を守る為、権力・権利を独占しようとする男性たちの集団と戦っているのだ。時代の各側面で女性・異文化に対する蔑視やマチズモの悪しき側面が現れるのでその都度腹が立つのだが、それを地道に、負け戦かもしれないと感じてもフェアな方向に変えていこうとするテスらの奮闘は、正に今につながるものなだけにぐっとくる。実在の人物や史実が織り交ぜられているが、「良くなった」歴史が時にフィクションであるのが何とも悔しい。現実、追いついてよ…。
 一方、ベスが直面しているのは父親の支配とそれに従うばかりの母親という、今でもありがちな家庭内ハラスメントだ。終盤、彼女がある人に自身の記憶を吐露するが、それに対する返しにはようやくここまで来られたのか!と胸が熱くなった。そして、彼女のタイムラインに賭けられたある人の思いにも胸が熱くなる。同時に、人の人生は何がどうなるかわからない、ちょっとした出会いで大きく変わることがあるとも痛感させられる。ロールモデルや理解者、サポートしてくれる人の有無で、(特に子供の)人生は大きく左右されてしまう。そこは運でしかないという所が切ない。現実ではタイムラインの編集はできないからね…。

タイムラインの殺人者 (ハヤカワ文庫SF)
アナリー ニューイッツ
早川書房
2020-07-16


プリデスティネーション(字幕版)
クリストファー・カービイ








『第五の季節』

N・K・ジェミシン著、小野田和子訳
 数百年ごとに「第五の季節」と呼ばれる天変地異が起こり、文明を滅ぼしてきた世界。地球と通じ干渉する力を持つ「オロジェン」と呼ばれる人々は、その能力故に施政者に管理され、人々から差別されてきた。また大陸に「第五の季節」が近づく中、自分を同じくオロジェンである幼い息子を夫に殺され、娘を連れ去られたエッスンは旅に出る。
 冒頭からいきなり、これは誰が誰に向けた語りなのか、中心となる3人の人物それぞれのエピソードに関連性はあるのか、また独特の名称や用語(巻末に年表と用語集あり)等、文章の流れに乗っていく・どういう構造になっているのか把握していくのに少々難儀した。しかしある文明の興隆と滅亡を描いていく作品としてはとても面白い。作中、文明世界は滅亡の兆しを迎える。それは地球環境の変動によるものでもあるが、同時に人類の文明が積み重ねてきた数々の行為によって導き出されたものでもある。本編前に「ほかの誰もが無条件で受けている敬意を、戦い取らねばならない人々に」という一文が置かれている。正にそういう話なのだ。オロジェンたちのおかれた立場、彼らに向けられる世間の目は、読者が生きる現代にも未だ様々な形で存在するものだ。これらの上に築き上げられた社会システム、文明の中で生きていることとどう向きあえばいいのか、それは許されることなのか。三部作の一作目だそうで、続きが大変気になる(日本での出版は決まっているようなのでほっとしました)。

第五の季節 〈破壊された地球〉 (創元SF文庫)
N・K・ジェミシン
東京創元社
2020-06-12


所有せざる人々 (ハヤカワ文庫SF)
アーシュラ・K・ル・グィン
早川書房
1986-07-01



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