ジョー・R・ランスデール著、北野寿美枝訳
子供の頃の病気が原因で、暴力や恐っぱらい怖にまつわる記憶が、音を媒介に見えるようになったハリー。青年になった彼は奇妙な酔っ払いタッドの導きにより、能力をコントロールしようとする。ちょっと惰性で書いてるんじゃないのというご都合主義な部分はあるが、終盤で局地的に伏線回収するあたりにニマニマしてしまう。そんな無茶やってこそのランズデール先生ですよ!今回は自身が発案したという武道まで作品内に投入していて、わりとやりたい放題です。またランズデールぽいといえば、父親と息子の関係の描き方の上手さ。毎回泣かせられる。父親との関係がよかった人なんだろうなー。
子供の頃の病気が原因で、暴力や恐っぱらい怖にまつわる記憶が、音を媒介に見えるようになったハリー。青年になった彼は奇妙な酔っ払いタッドの導きにより、能力をコントロールしようとする。ちょっと惰性で書いてるんじゃないのというご都合主義な部分はあるが、終盤で局地的に伏線回収するあたりにニマニマしてしまう。そんな無茶やってこそのランズデール先生ですよ!今回は自身が発案したという武道まで作品内に投入していて、わりとやりたい放題です。またランズデールぽいといえば、父親と息子の関係の描き方の上手さ。毎回泣かせられる。父親との関係がよかった人なんだろうなー。