今年はあんまり読書に積極的ではありませんでした。もう読書と映画のブログじゃなくて映画ブログでいいんじゃないか。そんな中から一般書5冊、ミステリ系5冊チョイス。しかし今年はほんっとにミステリ読まなかったなー。
《一般》
1.『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズ
家族史であり疑似現代アメリカ史である。スケールがぶわっと広がる終盤にぐっときた。
2.『ハイスクールU.S.A アメリカ学園映画のすべて』長谷川町蔵、山崎まどか
大変な労作です!映画好きは必読。学園映画にそれほど詳しくない私でもものすごく面白かった。そこからアメリカ社会の変遷が垣間見られるからか。
3.『ぼくの美術貼』原田治
美に対する確固とした志向による美術エッセイ。著者のポップなイラストのイメージからは意外な題材が多かった。
4.『それはまた別の話』和田誠、三谷幸喜
映画好き2人による、名画に関する対談。監督・演出を本業(和田誠の本業はイラストレーターですが)にする人たちが見るとこう見えるのか!と目から鱗落ちまくり。映画をもっと好きになる。
5.『獣の奏者』上橋菜穂子
読み始めたらやめられない面白さ。しかし主人公の業の深いことよ・・・。そして著者の業も深いんじゃないかと。
《ミステリ系》
1.『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー
再読したらやっぱりよかったー。私は清水訳派。
2.『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー
でも村上春樹訳も情感があって捨てがたいのだった。
3.『女王国の城』有栖川有栖
本格ミステリにケレンはいらねーんですよ!チャンドラー新訳がなかったら今年ベスト1だったのに。有栖川先生ごめんなさい・・・
4.『血と暴力の国』コーマック・マッカーシー
一般書でもよかったんだがミステリ部門がさびしいので入れさせてもらった。神話のような恐ろしさが。
5.『ボストン・シャドウ』ウィリアム・ランディ
(邦訳)2作目で既にベテランの風格。血のしがらみを書くと上手い。重いけど。
《一般》
1.『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズ
家族史であり疑似現代アメリカ史である。スケールがぶわっと広がる終盤にぐっときた。
2.『ハイスクールU.S.A アメリカ学園映画のすべて』長谷川町蔵、山崎まどか
大変な労作です!映画好きは必読。学園映画にそれほど詳しくない私でもものすごく面白かった。そこからアメリカ社会の変遷が垣間見られるからか。
3.『ぼくの美術貼』原田治
美に対する確固とした志向による美術エッセイ。著者のポップなイラストのイメージからは意外な題材が多かった。
4.『それはまた別の話』和田誠、三谷幸喜
映画好き2人による、名画に関する対談。監督・演出を本業(和田誠の本業はイラストレーターですが)にする人たちが見るとこう見えるのか!と目から鱗落ちまくり。映画をもっと好きになる。
5.『獣の奏者』上橋菜穂子
読み始めたらやめられない面白さ。しかし主人公の業の深いことよ・・・。そして著者の業も深いんじゃないかと。
《ミステリ系》
1.『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー
再読したらやっぱりよかったー。私は清水訳派。
2.『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー
でも村上春樹訳も情感があって捨てがたいのだった。
3.『女王国の城』有栖川有栖
本格ミステリにケレンはいらねーんですよ!チャンドラー新訳がなかったら今年ベスト1だったのに。有栖川先生ごめんなさい・・・
4.『血と暴力の国』コーマック・マッカーシー
一般書でもよかったんだがミステリ部門がさびしいので入れさせてもらった。神話のような恐ろしさが。
5.『ボストン・シャドウ』ウィリアム・ランディ
(邦訳)2作目で既にベテランの風格。血のしがらみを書くと上手い。重いけど。