湊かなえ著
政治家の妻であり、絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった高倉陽子。彼女の親友で新聞記者の相田晴美。2人は幼い頃親に捨てられ、養護施設で育ったという共通点を持つ。ある日、陽子の息子が姿を消し、「息子を返してほしければ真実を公表しろ」というメッセージが届いた。「真実」とは何のことなのか。とにかく続きを読ませるぞ!と言わんばかりに急展開で話を転がしていく。たしかに先を先をと読んでしまうが、結構運転粗いなという印象。あれっ、そこでそういう理解にしちゃうには材料少なすぎない?この人何か隠してない?って読者はすぐに思っちゃうだろう。多分、著者的に全力投球ではなさそうな・・・。