元CIA工作員で今は民間のボディガードとして働いているブライアン(リーアム・ニーソン)。イスタンブールでの仕事が完了するのにのにあわせ、元妻レノーアと娘キムを呼びよせ、家族旅行を計画していた。しかし犯罪組織のボスが復讐の為、ブライアンと家族を狙っていた。その組織は以前キムを誘拐し、娘を救出しようとしたブライアンにボスの息子や部下が殺されていたのだ。ブライアンとレノーアは拉致され、危うく逃れたキムにも追手が迫っていた。監督はオリヴィエ・メガトン。
 リーアム・ニーソンがとにかく強い怒れるパパを演じるシリーズ2作目。前作では娘を助ける為に犯罪組織へ殴りこみをかけたが、本作では早々に自身が誘拐されてしまう。が、誘拐先での位置特定とか脱出方法とかが、アクションシーンよりも地味に(色々できすぎだろ!というツッコミ込みで)面白かった。アクションのみだったら前作の方が短時間に圧縮されている感じで気分が盛り上がったと思う。
 今回はブライアンがやったことのツケが回ってくる、敵もまた1人の父親であるというところで、前作ほどの爽快感はない。ブライアンも組織のボスも、どっちもどっちだ。どちらかが断念しないと復讐の連鎖が終わらないという陰鬱さがある。そして断念するのは容易ではないということも。父親の愛は傍から見たら理不尽なのかもしれない。
 理不尽といえば、ブライアンの娘に対する親心は、ちょっと行きすぎというか、色々とやりすぎだ。結果オーライではあるが、人によっては縁を切られそうなことをやっている(笑)。娘に対する愛はあるけど信用がない(職業柄か)というか、基本自分の尺度で行動する人なんだろうなと。ブライアンは仕事人としては非常に優れているが、それ以外の部分ではかなり難点が多いというのも本作の面白みかもしれない。元妻が現夫と不仲になったタイミングで声掛けるとか、結構セコいぞ!