高田崇史著
17作、13年にわたって続いたシリーズもついに最終巻。今回のテーマは伊勢神宮、そして天照大神。満を持して、という感じ。天照大神の神話については個人的に釈然としないところがあったのだが、本作の解釈なら納得です。この解釈部分、シリーズの近作内でもかなりよくできている方だと思う。ミステリとしては毎回同じことをやっているような気がしなくもなかったが、もう気になりません!むしろ型が決まっているシリーズ内でよくぞここまで。実に感慨深いです。正に継続は力なり!北から南までおつかれさまでした。過去作の登場人物も再登場して、正にオールスター的な雰囲気。タタルと奈々の関係にもようやく決着がつく。いやーここまで長かった。