ブルボン小林著
ゲーム好きで、かつて「サクラ大戦」攻略本製作のライター仕事もしたことがあるという著者によるゲームコラム集。いくつかの媒体に連載されており、主に2000~2005年ごろに書かれたものだと思うのだが、妙にテンションが高い(笑)。あーこの仕事楽しかったんだなーというのが伺える。読んでいて若干気恥ずかしくなるものも・・・。しかしゲーム業界の10年間の変化はすさまじいなと思った。4,5年前のゲームでもおっそろしく古く見えちゃうんだもんなー。なお私は全くゲームはやらないのでゲーム評が妥当なのかどうかわからないのだが、それでも読んでいておもしろかった(ゲームのタイトルくらいはわかるものも多いし、本著で取り上げられているゲームはレトロゲームも多いからかもしれないが)。いわゆるゲームオタクではなく、このゲームのここ楽しい!ここ変だよね!というような突っ込みすぎない線のひきかたが、読者に対する間口を広げている。また著者の話法に芸があり、くすぐりが上手い。このくすぐり、一定年齢以下にはまったくかすらない気もするが。読むタイミングが難しいかもしれない。
ゲーム好きで、かつて「サクラ大戦」攻略本製作のライター仕事もしたことがあるという著者によるゲームコラム集。いくつかの媒体に連載されており、主に2000~2005年ごろに書かれたものだと思うのだが、妙にテンションが高い(笑)。あーこの仕事楽しかったんだなーというのが伺える。読んでいて若干気恥ずかしくなるものも・・・。しかしゲーム業界の10年間の変化はすさまじいなと思った。4,5年前のゲームでもおっそろしく古く見えちゃうんだもんなー。なお私は全くゲームはやらないのでゲーム評が妥当なのかどうかわからないのだが、それでも読んでいておもしろかった(ゲームのタイトルくらいはわかるものも多いし、本著で取り上げられているゲームはレトロゲームも多いからかもしれないが)。いわゆるゲームオタクではなく、このゲームのここ楽しい!ここ変だよね!というような突っ込みすぎない線のひきかたが、読者に対する間口を広げている。また著者の話法に芸があり、くすぐりが上手い。このくすぐり、一定年齢以下にはまったくかすらない気もするが。読むタイミングが難しいかもしれない。