門倉紫麻インタビュー・文
週刊少年ジャンプ40周年記念出版である本著。本宮ひろ志から尾田栄一郎まで、かつて週刊少年ジャンプで活躍し今や大御所となった漫画家、現在ジャンプで連載中の漫画家37人へのインタビュー・アンケートをまとめたもの。仕事場や愛用の道具のカラー写真も収録した豪華な1冊。漫画家という職業、それぞれの仕事のやり方にスポットをあてているが、やはりそれぞれスタンスが違うのが面白い(作業の手順自体は割りと似てるんだなという発見も)。そして週刊連載の過酷さも垣間見える。ジャンプ読者としてはちょっと感涙ものですねこれは。漫画家志望の人にももちろんお勧め。常に新しいことをし続けなければいけない、とおっしゃっている方が多かったのが印象に残った。やはり活躍し続けている人は貪欲だし努力家で負けず嫌い。ちょっと耳が痛い(苦笑)。各人へのインタビューでは、徳弘正也の生真面目さ、孤独さに心打たれた。また、小畑健が、「面白く見せる絵を描くのが自分の役割」と割り切って大化けした経緯なども印象深い。あとは久保せんせいの愛用品はやはりオサレだとかな(笑)。