海堂尊著
第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した大ヒット医療ミステリ。天才外科医が率いるバチスタ手術専門チームに、立て続けに術中死がおきる。万年窓際医師の田口は病院長に依頼され、連続死の原因を探ることに。更に厚生労働省の役人・白鳥も捜査に加わる。映画化、ドラマ化もされた。受賞は妥当だったんじゃないでしょうか。文章にちょっと難があるが面白かった。ドラマや映画(『チーム~』は見ておらず『ジェネラル・ルージュの凱旋』なのだが)を先に見ていたのだが、原作の田口は映画やTVドラマの田口よりも全然使える子だった。頭悪くないじゃん・・・ごめんよ田口。しかも(白鳥によれば)ルックスもそこそこらしい。イメージ変わりました。ストーリー前半は白鳥によるチーム・バチスタの観察、後半はそのデータを元にした白鳥による調査というかまぜっかえしで、白鳥が出てくると俄然テンポがよくなる。田口は行動派ではないので、白鳥のように現場を揺り動かすキャラが必要になる。2人のキャラの組み合わせは上手いと思った。チーム・バチスタのメンバーもキャラが立っていて、人気があるのには納得。ただ、謎解き・犯人当ての面白さは薄いように思う。医療現場のことを知っていればもっと腑に落ちるのかもしれないが。