本田透、堀田純司著
 思い切った題名だが、別に無闇に引きこもりを進めているわけではなく、学校に行った方がいいとは思うが、死ぬほど辛い思いをして通い続け、挙句の果てに自殺するくらいだったら登校拒否して引きこもった方がなんぼかマシだよという意味だそうです。いじめにまけるな!と言うのは簡単だが、現代のいじめは子供の負けん気くらいでなんとかなるレベルではないことも多々あるので、死ぬほど辛いんだったら学校に行かないという選択肢もあると、個人的には思っています。学校に行けない当事者というより、子供が学校に行かなくなってパニックになっているご両親に勧めたい本。学校行かなくても人生終わったりしないですよー。ただ、あくまで不登校初心者(笑)向けなので、物足りない点や不備も多い。本田は「人と接しなくてもいい職業」というのをいくつか挙げているが、どんな職業でも人と接しなくていい職業というのはまずないだろう(作業自体は一人で大丈夫でも、打ち合わせとか交渉とかがある)。コミュニケーション能力はどんな場であれ要求されるというのは念頭においておいた方がいいかも。学校でなくてもいいから、集団の中で行動する体験はしておいたほうがいいですよー、と元不登校児が言ってみる。